【海外展開】西部ガスによるベトナムPVGasDへの戦略的出資に関するアドバイザリーサービス

西部ガス株式会社(本社:福岡県福岡市)がベトナム最大の国営エネルギー企業(ペトロベトナム)グループの低圧ガス配給会社PVGasDの発行済株式の21.0%を、複数の一般株主から取得するに際し、DBJは西部ガスに対してアドバイザリーサービスを提供しました。

西部ガスは、グループ中期経営計画『スクラム2022』の中において、「事業構造の変革(多様化・強靭化)」の一環として、国際エネルギービジネスの事業化・推進に取り組んでいます。一方のPVGasDは、ハノイやホーチミンの工業団地向けに現地の海上ガス田から採取した天然ガスを、パイプライン等を通じて供給しており、過去8年間の売上高が約13.6%で成長しているなど、強固な事業基盤を有しています。

西部ガスは、本件を通じて、投資損益での貢献のみならず、ノウハウの供与を通じたシナジー実現を企図しています。

DBJは、西部ガスのフィナンシャル・アドバイザーとして、(a)主要条件・最終契約交渉、(b)価値算定やデューデリジェンスおよび(c)クロージング手続面も含む全工程管理などを中心に、総合的なアドバイスを提供しました。

スキーム図