ラサ工業（株）に対し、「ＤＢＪ成長支援プログラム（日本元気プログラム）」に基づく融資を実施－「ＤＢＪものづくり成長基盤強化プログラム」を適用－

　株式会社日本政策投資銀行（社長：橋本徹、以下「ＤＢＪ」という。）は、ラサ工業株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：庄司宇秀、以下「当社」という。）に対し、「ＤＢＪ成長支援プログラム」に基づく融資を実施しました。

　「ＤＢＪ成長支援プログラム」は、これまでＤＢＪが主な資金供給の対象としてきた、（１）地域・生活、（２）環境、（３）ものづくり、（４）インフラ（社会基盤）、（５）海外・事業再編（M&A等）の５分野を対象として着実な経済成長を資金面から一層サポートするＤＢＪ独自のプログラムです。

　当社は、液晶ディスプレイや半導体製造工程において必要とされる電子工業用高純度リン酸をはじめ、ＬＥＤチップ等の部材として欠かすことのできない高純度ガリウムの精製などの無機化学工業分野において、強固な事業基盤を有する企業です。
　
　近年では、無機化学工業分野の研究開発技術を活かした消臭剤などに開発分野を拡大しております。当社が開発する消臭剤は、４大悪臭（アンモニア・硫化水素・トリメチルアミン・メチルメルカプタン）に対して優れた吸収性を有しており、耐熱性・耐久性・加工性に優れ、樹脂・紙・繊維などの各種加工品への練り込みをはじめ、様々な製品に対する消臭加工が可能な製品となっております。

　本件は、リン酸やガリウム等の精製技術をはじめ、消臭剤等当社が得意とする無機化学工業分野の研究開発活動を促進する目的で、「ＤＢＪ成長支援プログラム」の１つである「ＤＢＪものづくり基盤強化プログラム」に基づく融資を実施したものです。

　ＤＢＪは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、今後のデフレ脱却と経済成長に資する事業を積極的に支援してまいります。

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