日本アジア投資株式会社と中国での合弁会社を設立-中国グロース投資にかかる現地情報を調査・収集-

 株式会社日本政策投資銀行(社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、日本アジア投資株式会社(社長:松本守祥、以下「JAIC」という。)とともに、中華人民共和国北京市において、DBJ及びJAIC双方が中国で行うグロース投資(注)にかかる現地情報調査・収集を行うことを目的とした合弁会社「政投銀日亜投資諮詢(北京)有限公司」(以下、「DJIC」という。)を設立、2011年10月28日に第1回株主会を開催し、DJICは11月より営業活動を開始致しました。

 日本経済が成熟化していく中で、多くの本邦企業が、海外、とりわけ成長著しい中国での内需を取り込むべく、ビジネス機会を求めております。
 JAICは、中華圏での投資活動を1990年代から開始し、これまでの20年近くにわたる同エリアでの投資活動は、国内外の事業法人より高く評価されております。現在は、上海、北京、瀋陽、蘇州、天津、香港、台湾の7拠点を展開し、複数の外部パートナーと共同でファンド運営・投資活動を行う等、中華圏への取り組みをさらに強化しています。

 本件は、DBJ及びJAICそれぞれがこれまで培ってきた中国における投資経験とネットワークの融合を通じて、より一層強力に日本企業の対中進出支援及び日中産業連携促進を行うため、合弁会社を設立したものであり、本邦企業のニーズへの適切な対応を図り、投資活動を通じた日中両国の経済活性化に貢献していきたいと考えています。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、海外でのさらなる成長を目指しているお客様の海外戦略を今後も積極的にサポートし、また、日本及び日本にとって重要なパートナーである中国の産業育成・発展を様々なかたちで支援してまいります。

 (注)一定の事業基盤を有し、なお成長段階にある企業に対し、エクイティ資金の提供を通じて、さらなる成長の支援を行うものです。

<合弁新会社の概要>

1. 名称 : 政投銀日亜投資諮詢(北京)有限公司
2. 会社設立日 : 2011年9月30日
3. 本社 : 中華人民共和国北京市
4. 資本金 : 60百万円
5. 董事長 : 細窪 政(現 JAIC取締役中国総支配人兼Japan Asia Investment (China) Co., Ltd. 董事長)
6. 出資比率 : JAIC51%、DBJ49%
7. 事業内容 : 中国で行うグロース投資にかかる現地情報調査・収集

 【お問い合わせ先】
 企業投資グループ 電話番号03-3244-1140

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