昭和シェル石油(株)に対し、「復興特区支援利子補給金制度」に基づくシンジケート・ローンを組成

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、昭和シェル石油株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長グループCEO:香藤繁常、以下「当社」という。)に対し、「復興特区支援利子補給金制度」に基づくシンジケート・ローンを組成しました。

 「復興特区支援利子補給金制度」とは、東日本大震災の被災地の復興に向けて、地方公共団体が作成し国の認定を受けた復興推進計画の推進の中核となる事業に必要な融資に対して、国が利子補給金を支給することにより、事業の円滑な実施を支援する制度です。

 当社は、国内大手元売り石油会社として石油事業において強固な基盤を築きつつ、来たる低炭素社会に対応したエネルギービジネスとして、次世代型CIS薄膜太陽電池事業を100%子会社であるソーラーフロンティア株式会社(以下「ソーラーフロンティア」という。)により、積極的に展開しています。

 本件は、宮城県黒川郡大衡村に新設されるソーラーフロンティアの第4番目の工場となる東北工場建設資金を対象事業とするものです。同事業は、同村の復興推進計画の目標である「立地企業の競争力強化を促進し、本村のみならず沿岸部を含めた雇用機会の創出を図る」ことに資する中核的事業であることから、今回のシンジケート・ローン組成に至ったものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、他の金融機関と協調しながら、引き続き被災地域の復興を支援してまいります

<シンジケート・ローンの概要>
   アレンジャー兼エージェント:DBJ
   貸付人:七十七銀行、東邦銀行、DBJ、岩手銀行



       
【お問い合わせ先】
 企業金融第5部 電話番号03-3244-1624
 シンジケーション・クレジット業務部 電話番号03-3244-0016

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