三菱重工業(株)の新型航空機777X開発・量産にかかる設備増強等に対し資金面からサポート-「特定投資業務」を活用-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、三菱重工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮永俊一、以下「MHI」という。)が、開発・量産に参画するボーイング社開発中の新型航空機777Xの後部・尾部胴体および乗降扉を製造するにあたり、広島製作所において実施する設備増強投資等に対し、「特定投資業務」を活用し資金面からサポートを行います。

 MHIは、今後市場の拡大が見込まれる航空機市場において、ボーイング社との戦略的パートナーとして、生産革新とサプライチェーンマネジメント改革により民間航空機製品事業の収益力向上を目指しています。
 航空機製品生産プロセス改革の施策のひとつとして、本件では広島製作所江波工場内に新設する777X製造ラインにパネル自動搬送や自働打鋲、ロボットを活用することで組立自動化を行っていく予定です。

 DBJは、MHIの取り組みをサポートすることで、MHIをはじめとした開発事業に参画する国内メーカーのさらなる国際競争力強化や、地域経済の活性化に貢献する観点から、「特定投資業務」を活用したリスクマネー供給を行います。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第1部 電話番号03-3244-1680
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