当ファンドは、東日本大震災による被災地域の復興・成長に資する事業を行う企業の資金調達ニーズに迅速かつ柔軟に対応し、地域の成長と活性化を支援するため、平成26年12月に設立されました。
DBJは、岩手銀行ならびに岩手大学等と、平成16年5月にいわて産学連携推進協議会(以下「リエゾン-I」という。)を設立して以来、地域における大学等研究機関のシーズと企業ニーズのマッチングによる新事業の創出と地域産業活性化に取り組んでまいりました。当社は、リエゾン-Iの枠組みを活用し、岩手大学との共同研究によって開発されたコア技術をIoT社会のニーズに適合させることで、産学連携による成果の事業化に成功した企業です。当社は昨年、経済産業省が主催する「はばたく中小企業・小規模事業者300社」や「地域未来牽引企業」に選定されるなど、先進的な高い技術力を有しております。
当社が提供する準天頂衛星「みちびき」対応のGPS測位技術や骨伝導技術を用いた製品、およびその製品に通信機能やバイタルチェック機能、多言語同時翻訳機能等を組み合わせたユニークなサービスは社会や地域の課題を解決するものであり、今般、当ファンドは、当社の更なる事業拡大や成長を金融面から支援するものです。
本件により、地域における産学連携の一層の推進と地域の産業競争力の強化ならびに地域経済の活性化が期待されております。
DBJ、岩手銀行およびREVICは、引き続き、当ファンドによる企業への投融資等を通じ、被災地域の復興・成長を支援してまいります。
【お問い合わせ先】
東北支店 業務第一課ファンド業務グループ 電話番号 022-227-8183
【当ファンドの概要】 | ||||||||||||||||||
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【当ファンドのスキーム図】