芙蓉総合リース(株)と共同で、(株)インボイスへの投資を実施-「特定投資業務」を活用-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、芙蓉総合リース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:辻田泰徳、以下「当社」という。)と共同で、中間持株会社を通じて、株式会社インボイス (東京都港区、代表取締役社長:高野瀬明郎、以下「インボイス」という。)の株式の100%を取得することを決定致しました。

 当社は、大手総合リース会社であり、国内外において幅広い領域で事業を展開しています。2017年度よりスタートした中期経営計画「Frontier Expansion 2021」において、戦略分野として「新領域」を掲げ、ノンアセットビジネスを中心とした新たなM&Aや資本・事業提携によって、新規事業の創出やビジネス領域の拡大を目指しています。

 インボイスは、情報通信領域における「一括請求サービス」を主力とした、ビジネス・プロセス・アウトソーシングサービスを展開しています。インボイスのアウトソーシングサービスは顧客の業務効率化に直結する利便性の高いものであり、働き方改革や生産性改善に注目が集まる昨今において、さらなる成長が期待されます。

 今般のM&Aは、当社が進める中期経営計画上の戦略と合致しており、当社の「新領域」における事業拡大を推進するものであります。また、当社およびインボイスの経営資源の結集による相乗効果の創出が、両社の競争力強化、ひいてはわが国企業の生産性改善に向けた新たなビジネスの創造に資すると期待されることから、DBJは「特定投資業務」を活用したリスクマネーの供給を行うこととしました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   企業投資部 電話番号 03-3244-1140
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