自動車産業は、その就業人口や製品出荷額、各産業への影響の大きさ等からも、我が国の基幹産業としてその動向が注目されています。その中で、当行の2013年度国内設備投資計画調査において、自動車産業は昨年度の高い伸び率とは打って変わって全産業平均を下回っています。その背景については、設備投資自体の構造的な変化もあり、注意を要します。本稿では、今年度調査結果の特徴を含め詳説するとともに、自動車産業を取り巻く環境が激変する中、競争力強化に向けた斯産業の方向性につき展望します。
No.198 構造変化する自動車産業の設備投資 ～2013年度設備投資計画調査から～
2013年10月21日発行
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