近畿日本鉄道(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、平成23年3月31日、近畿日本鉄道株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役:小林哲也、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ 環境格付融資」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて3段階の適用金利を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、高い安全対策に裏付けられた効率的な旅客サービスの提供という形で鉄道事業にとっての環境経営を体現しています。

 今回の評価では、(1)長期計画に基づき、大手の民営鉄道の中でも高い水準で安全関連設備投資を継続してきた点、(2)安全重点施策に挙げられている新型トランスポンダ式ATS(自動列車停止装置)に代表される最新の安全対策機器の積極的な開発・導入を進めている点、(3)軌道の緑化、駅から発生する廃棄物のリサイクル向上及び「パーク&ライド」によるインターモーダルの推進等において顕著な実績を挙げている点、等を高く評価しました。結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが先進的」という格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
関西支店 企画調査課    電話番号:06-4706-6455
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