日本曹達(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、日本曹達株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杵渕裕、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという、世界で初めての融資メニューです。

 当社は、大正9年に電解法苛性ソーダ製造を目的として設立された国内有数の化学品メーカーであり、機能性化学品、農業化学品、医薬品中間体等の各種事業を展開しています。また、「化学企業として培ってきた技術と知見を生かし、環境安全、労働安全、製品安全に配慮した事業活動を通じて、豊かな社会の実現に貢献していく」という基本方針の下、グループ全社にわたり環境経営を展開しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。
(1)危険物を扱う化学メーカーとして、安全・安定かつ環境に配慮した生産活動や物流安全にグループ一体となって取り組んでいる点
(2)欧州規制に代表される高度な製品安全性要求を充足しつつ、特色ある保有技術を活用して医療などの新分野への進出を進めている点
(3)各事業所での地域懇談会や住民感謝祭を通じた地域住民との対話、さらにCSR報告書の継続的な開示など、外部との積極的なコミュニケーションを図っている点

 その結果、「環境への配慮に対する取り組みが先進的」という格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第1部 電話番号03-3244-1681

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