(株)伊予銀行との協働による伊予成長支援ファンドの組成について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社伊予銀行(本社:愛媛県松山市、代表取締役頭取:大塚岩男、以下「伊予銀行」という。)と協働して、愛媛県およびその近隣のエリアにおける地域創生に資する企業を対象に、事業の成長や円滑な事業承継など多様なニーズに応えるため、「伊予成長支援投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)の組成を決定しました。
 このうち、DBJから当ファンドに対する出資は、「特定投資業務」として実施を予定しています。

 愛媛県および近隣エリアは、他の地域同様に人口減少などのさまざまな環境変化に直面しており、明るい将来に向け地域特性に応じた新たな取り組みが求められます。当ファンドは、当該エリアに顧客基盤を有する伊予銀行とDBJが連携することにより、それぞれのネットワークや知見を活かし、優先株や劣後ローン等の金融サービスを組み合わせながら、地域の中堅・中小企業へのサポート体制を強化するものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。


【お問い合わせ先】
 四国支店業務課 電話番号087-861-6675

〔ファンドの概要(予定)〕
 伊予成長支援投資事業有限責任組合
 (1)ファンド総額10億円
 (2)組成日平成28年1月8日
 (3)出資者無限責任組合員(GP):HSK&Dパートナーズ株式会社
有限責任組合員(LP):DBJ 、株式会社伊予銀行
 (4)期間投融資期間3年、存続期間8年
(但し、必要に応じて延長を行うことがあります)

〔運営会社の概要〕
 HSK&Dパートナーズ株式会社
 (1)資本金2百万円
 (2)株主HSKコンサルティング株式会社
(税理士法人平成会計社のグループ会社)
DBJ
 (3)本社所在地東京都千代田区

〔当ファンドのスキーム図〕

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