「中国地方におけるインバウンド推進に向けて~DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年版)~」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、このたび、「中国地方におけるインバウンド推進に向けて~DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年版)」を発行しました。

 国内の定住人口減少がもたらす内需の縮小を補うべく、政府がインバウンドを成長戦略の大きな柱に位置付ける中、訪日外国人旅行者数は近年増加を続け、2016年には過去最高の2,400万人(推計値)を超えました。昨今のインバウンドはゴールデンルートから地方への流れを見せており、中国地方へのインバウンドは増加傾向にあります。

 かかる中、DBJでは、日本交通公社(JTBF)との共同によりアジアおよび欧米豪に居住する海外旅行経験者を対象としたアンケート調査を実施し、その結果を分析したところ、中国地方では以下の3つの課題が浮き彫りとなりました。当レポートでは、中国地方のインバウンドを推進するにあたって課題の解決に必要な取り組みについて考察しています。

(1)特に広島県に対する認知度・訪問意向が高い一方、残る4県では欧米豪をはじめ
  全般的に低い
(2)アジアと欧米豪では訪問地に求めるものが異なり、求められる観光資源の多く
  (例:日本酒、紅葉)は既に各地に存在するという特徴がある
(3)訪日の不安材料として言葉や費用、制約条件としてアクセスや宿泊を課題に挙げる
  回答が多い
 
 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「地域・海外レポート(中国)」(https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2016&cat=report&area=chugoku)に掲載していますのでご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】
   中国支店 企画課 電話番号 082-247-4970
DBJ News一覧へ戻る