(株)日本触媒に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社日本触媒(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:五嶋祐治朗、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという世界で初めての融資メニューです。

 当社は、「Techno Amenity私たちはテクノロジーをもって人と社会に豊かさと快適さを提供します」という企業理念のもと、世界をリードする技術の開発に取り組む化学メーカーです。日本で初めて無水フタル酸の工業化に成功して以降、触媒技術に代表される独自の技術開発を通じて、現在では、おむつに使われる高吸水性樹脂や、テレビやスマートフォン等の液晶ディスプレイに使われる光学材料用アクリル樹脂に代表される優れた製品群を有しています。

 また、かねてより、製品のライフサイクル全体に亘って「環境・安全・健康」を確保し、社会からの信頼を深めていくという「レスポンシブル・ケア活動」を基盤とした堅実な環境経営を推進しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。
(1)徹底したレスポンシブル・ケア活動の実践に加え、2017年4月より、CSR活動を一層推進していくための体制を整備し、全社的な取り組みを推進している点
(2)設備毎にエネルギー使用量を可視化するなど、生産プロセスの不断の改善を実施し、生産性向上と環境負荷低減を実現している点
(3)高い技術力に裏打ちされた研究開発の領域において、長期的なロードマップに基づき、持続可能な社会の構築に向けた新たな価値創造に取り組んでいる点

 その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455

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