ヒューリック(株)に対し、劣後特約付ローンの実施について-「特定投資業務」を活用して成長投資をサポート-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、ヒューリック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:吉留学、以下「ヒューリック」という。)に劣後特約付ローン(注)を実施しました。

 当社は、主に東京23区を中心にオフィスビルや賃貸マンションの開発・建替・運用を実施する不動産事業者であり、安全性・環境性・利便性に優れた建物を提供し、新たな付加価値の創造に取り組んでいます。

 今般調達した資金は、ヒューリックが推進する3Kビジネス(高齢者・観光・環境)に関する高齢者施設やホテル等の複数の開発プロジェクトに充当されるものであり、DBJは、当社の取り組みに対し、「特定投資業務」を活用したリスクマネー供給を実施することで、当社の中長期的な企業価値向上に貢献することを目指しています。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(注)劣後特約付ローン...資本と負債の中間的な性質を有するファイナンス手法。メザニンファイナンスの一種であり、格付機関から一定の資本性を認められることが期待できるなど、株式の希薄化なしに財務構成比率を改善し、財務の安定性を高めるメリットがある。

【お問い合わせ先】
   都市開発部 電話番号 03-3244-1710
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