「中国地方におけるインバウンド推進に向けて~訪日外国人旅行者の意向調査をもとに女性起業家視点を交えて~」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、このたび、「中国地方におけるインバウンド推進に向けて~訪日外国人旅行者の意向調査をもとに女性起業家視点を交えて~」を発行しました。

 訪日外国人旅行者は、政府が東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年に4,000万人の目標を掲げるなか、昨年は過去最高の2,869万人に達しました。訪日外国人が訪問する地域は、いわゆるゴールデンルートから地方へ、消費はモノからコトへシフトしています。中国地方では、今年明治維新150年、平清盛公生誕900年、大山開山1300年といった歴史の節目となるイベントも数多く予定されています。

 当レポートでは、DBJが日本交通公社(JTBF)と共同でアジア・欧米豪12地域の海外旅行経験者を対象に実施したアンケート調査をもとに、特に中国地方について、特徴や課題を分析しました。また、DBJ等が、今年1月に開催した女性ビジネスプランコンテスト「SOERU(ソエル)」のファイナリストに対するヒアリングから得られたインバウンドに関する示唆についてもまとめています。

 これらを踏まえ、インバウンド観光客の持続化な増加に向け、DBJ中国支店では以下の取り組みが必要と考えました。
 (1)誘客では、認知度の引き上げだけではなく、訪問意欲の引き上げにつなげるよう、既にあるコンテンツを魅力的に磨き上げ、個に的確に届ける。
 (2)受け入れでは、単なる体験に終わらせず、おもてなしの心を持って、世界共通である五感に複数刻み込み、ストーリーを織り交ぜながら「日本らしさ」を記憶に焼き付ける。

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「地域・海外レポート(中国)」(https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2017&cat=report&area=chugokul)に掲載していますのでご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】
   中国支店企画課 電話番号 082-247-4970

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