ショウワノート(株)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施-製品ラインアップ拡充に向けた新工場建設を支援-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、ショウワノート株式会社(本社:富山県高岡市、代表取締役社長:片岸茂、以下「当社」という。)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

 「地域元気プログラム」は、地域の強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みです。北陸支店では観光基盤整備を図る「おもてなしの心」、地域集積産業を支援する「ものづくりの技」、ヘルスケア産業を支援する「すこやかなる体」を束ねた「「心・技・体」で北陸地域を元気に」をテーマに、北陸地域の企業に対して、情報面・資金面からサポートに取り組んでいます。

 当社は、学習帳に代表される各種学用品およびキャラクター・ファンシー文具の製造・販売を行っています。昭和45年に発売した「ジャポニカ学習帳」は、鉛筆で書きやすい紙の使用や、学習図鑑の記載等により、小学生向け学習帳のパイオニア的製品として長年に渡り支持を受けており、平成26年には特許庁による立体商標として登録されるなど、文具業界において確固たる地位を築いています。今般、当社は、幅広い世代の消費者からのニーズに対応する製品ラインアップの拡充、安全に配慮した見学ルートの整備による学習機会の提供および休憩施設の拡充等による従業員の労働環境改善を実現するために、平成30年3月に無線とじ製本ラインを導入し、平成30年5月に新工場の落成を予定しています。

 本件は、こうした新製品展開により事業領域拡大を図りつつ、学習機会の提供等により地域に貢献する当社の取り組みを、「地域元気プログラム」の対象として認定し、融資を実施したものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後も地域の成長に資する事業を積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】  
   北陸支店 業務課 電話番号 076-221-9858
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