「新潟清酒の再興戦略-2020年SAKE聖地巡礼に向けた整備を-」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、このたび株式会社日本経済研究所(代表取締役社長:髙橋洋)と共同で「新潟清酒の再興戦略-2020年SAKE聖地巡礼に向けた整備を-」と題したレポートを発行しました。

 清酒業界においては、高級酒の一部や輸出に明るさが見られるものの、全体としては厳しい状況が続いていますが、当レポートでは新潟の酒造りに対する思考力が全国で最も優れていることを明らかにしました。ただし、残念ながらその素晴らしい考えや姿勢が、消費者に十分伝わっていません。これが清酒業界を巡る厳しい環境の一因です。新潟清酒の再興には、造り手の素晴らしい考え方や姿勢を伝える必要があります。

 折しも、訪日外国人客が急増するなかで、来年のラグビーのワールドカップや再来年の東京オリンピック・パラリンピックのような国際的イベントが控えています。そのなかで、日本酒は日本文化の象徴として海外から熱い視線を向けられています。DBJは、この好機を新潟清酒再興に活かさない手はないと考えています。当レポートでは、訪日客がSAKEの聖地である新潟に期待し、さらにワインとの違いを理解したいと望んでいることから、その違いは造り手の考え方や姿勢に起因することから、複雑な日本酒を醸す造り手の思いを伝えることが鍵を握ることを考察しています。

 当レポートの詳細は、DBJウェブサイト「地域・海外レポート(新潟)」(https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2017&cat=report&area=hokuriku)に掲載していますので、ご参照ください。
 
 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】
   新潟支店 企画調査課 電話番号 025-229-0711
DBJ News一覧へ戻る