2018・2019・2020年度 設備投資計画調査「2019年度 地域別 設備投資計画の特徴」について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、「2019年度地域別設備投資計画の特徴『全産業では8年連続の増加、全地域増加の計画~製造業を中心に不透明感も~』」を取りまとめました。

 今回の調査では、大企業・中堅企業の2019年度地域別国内設備投資計画は、全産業では8年連続の増加(全国計11.3%増)となり、製造業中心に不透明感があるものの、全地域が増加となりました。
 
 今回調査に基づく2019年度の地域別国内設備投資の特徴として、以下の点が挙げられます。
(1)都心部の大型不動産開発や鉄道関連投資の活発な首都圏、維持・補修投資のある電力と自動車・半導体向け投資のある化学など大型投資が見込まれる北陸、開発意欲旺盛な不動産、航空機や産業用の需要がある一般機械などで投資が増加する東海などが、全国の設備投資を牽引。
(2)新商品対応がある輸送用機械、電子部品や新素材の能力増強がある電気機械など積極的投資のある中国や、輸送分野に加え不動産開発投資のある運輸、都市再開発投資のある不動産で投資が伸びる九州も増加率が高い。
(3)自動車や電力を中心に大型投資が続く一方で大型不動産投資が一服する関西や、自動車関連や電子部品の能力増強投資があるものの大型商業施設への投資が一段落した東北では一桁の増加率に留まる。
(4)中堅企業は、非製造業における新設投資の減少などもあり、大企業に比べてやや低い増加率となっている。

 
 本調査の詳細は、DBJウェブサイト(https://www.dbj.jp/)内「設備投資計画調査 地域別設備投資計画調査 地域別設備投資計画の特徴」(https://www.dbj.jp/investigate/equip/regional/detail.html)に掲載していますので、ご参照ください。

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【お問い合わせ先】
   地域企画部 電話番号 03-3244-1633

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