(株)北洋銀行、 (株)北海道銀行との協働による北海道活力強化ファンドから (株)りんゆう観光への投融資

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社北洋銀行(頭取:安田光春、以下「北洋銀行」という。)および株式会社北海道銀行(頭取:笹原晶博、以下「北海道銀行」という。)と協働で出資する「北海道活力強化ファンド投資事業有限責任組合」(以下「北海道活力強化ファンド」という。)において、株式会社りんゆう観光(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:植田拓史、以下「当社」という。)への投融資を実施しました。

 北海道活力強化ファンドは、地域事情に精通し、北海道内で広範なネットワークと顧客基盤を有する北洋銀行および北海道銀行と、投融資一体型の金融サービスを提供するDBJが連携し、2018年に発生した北海道胆振東部地震からの復旧・復興および北海道の活力強化に資する事業を行う事業者に対して支援を行うため、2018年10月に設立されました。

 当社は、1959年に設立され、現在は層雲峡(上川郡上川町)において黒岳ロープウェイ及びリフトを、札幌市において藻岩山スキー場リフトを運営している索道事業者です。自らツアー旅行事業も手掛け、各地域の豊かな観光資源を活かしながら、北海道の大自然やアウトドア・アクティビティの魅力を発信しています。

 北海道胆振東部地震の発生により、乗降客数の減少等業務上の被害を受けたものの、その後回復のための営業努力を進め、業務の継続を通して地域の振興に貢献しています。北海道活力強化ファンドでは、こうした当社の取り組みがファンド趣旨に合致するものと判断し、今般、当社に対する投融資を実施したものです。

 DBJは、今後も北洋銀行および北海道銀行と連携し、北海道活力強化ファンドからの投融資等を通じて北海道の活力強化に貢献してまいります。


【お問い合わせ先 】
   北海道支店 業務第二課 電話番号 011-241-4113

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