剤盛堂薬品(株)に対し、劣後ローンを実施~医薬品製造受託事業の拡大を資金面からサポート~

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、UDSコーポーレート・メザニン4号投資事業有限責任組合(注1)を通じて、剤盛堂薬品株式会社(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:髙橋邦夫、以下「当社」という。)に対し、劣後ローンを実施しました。

 当社は、「造る人 扱う人 使う人 全てが相手の立場に立つ共生」との基本理念の下、1947年の創業以来、一貫して安心で安全な漢方生薬製剤の製造を続けてきた和歌山県所在の漢方生薬メーカーです。
 これまでも当社では、自然の恵みである生薬が持つ、人間本来の自然治癒力を引き出す力を大切に、現代社会に必要とされる製品づくりを目指し、健康を願う人々に必要とされる製品を提供してきました。
 また近年は、自社ブランドである「ホノミ漢方」を中心としつつ漢方製造に関する知識および技術を活かして製薬会社や通販会社等に対し、開発も含めた医薬品製造受託事業にビジネスの領域を広げています。

 DBJは、当社の取り組みが、一層の事業基盤強化に繋がることに加え、医薬品業界の発展、地域経済の活性化への貢献にも資すると期待されることから、「特定投資業務」を活用して資金面からサポートを行うこととしました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

(注1)DBJ、株式会社三井住友銀行および三井住友ファイナンス&リース株式会社が共同して組成したメザニン・ファンド

お問合せ先

日本政策投資銀行 企業ファイナンス部
電話番号 03-3244-1351

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