北海道エアポート(株)への出資を通じた空港民営化による地域観光振興・経済活性化
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北海道エアポート株式会社(本社:北海道千歳市)は、北海道内7空港の一括運営を目的に、DBJを含む民間事業者17社の出資により設立されました(注1)。
本事業は、各空港のターミナルビルと滑走路等空港施設を30年間に亘り、上下一体で効率的に運用するとともに、効果的な設備投資等の実施により空港の利便性や機能性の向上を図り、空港利用の増加を通じて、観光振興および地域経済の活性化を図る取り組みです。
本事業では、北海道各地域の自然・文化・歴史といった多彩な観光資源を活かした周遊を実現すべく、『マルチ・ツーリズムゲートウェイ』をコンセプトに、7空港での発着の自由な組み合わせが可能となる国内外航空ネットワークの拡大を図るとともに、空港自体をショーケースと位置付け、デジタルマーケティングなども活用しながら、地域と一体での観光商品開発やプロモーションを推進します。
DBJは、地域に根ざした金融機関の一つとして本事業への参画期待を受け、同社に出資するとともに、事業計画の策定支援や観光産業知見の提供等を行っています。今後、二次交通の整備等も含めた地域振興施策の具体化に向けて、同社と地域を繋ぐ役割を果たし、同社の運営をサポートしてまいります。
(注1)関連ニュース
「北海道内7空港特定運営事業等 実施契約の締結について」
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