富山を代表する観光資源である立山黒部貫光(株)への出資

DBJは、富山県立山町と長野県大町市を結ぶ山岳観光ルート(立山黒部アルペンルート)において観光および交通事業を行う立山黒部貫光株式会社(本社:富山県富山市)に対し、出資を行いました。

同社は、立山黒部アルペンルートのうち、富山県側の立山駅~黒部湖駅間のケーブルカー、高原バス、ロープウェイなどの運輸事業やホテル事業を行っています。富山県では、県内で最も有名な観光資源のひとつである立山黒部アルペンルートを、世界的なブランドとして推進することを観光施策の中心に据えており、近年は、国内のみならず、台湾、香港、韓国、東南アジアなど、多くのインバウンド観光客が訪れるエリアとなっています。

今回の出資は、今後の更なる飛躍に向けて資本関係の安定化を図りたいとする同社のニーズ受けて実施したものです。DBJでは、今回の出資のみならず、長期融資や事業戦略に対するアドバイスなど、同社に対して幅広いサポートを実施しています。DBJは、こうした取り組みにより同社の成長を支援するとともに、同社の成長を通じた富山県の観光産業の発展に貢献しています。

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