高松琴平電気鉄道(株)に対して、百十四銀行との共同アレンジによるシンジケート・ローンを組成(特定投資業務)

DBJおよび株式会社百十四銀行は、高松琴平電気鉄道株式会社(本社:香川県高松市)に対して、共同アレンジによるシンジケート・ローンを組成いたしました。

高松琴平電気鉄道は、高松市を中心に3路線を運営し、「ことでん」の愛称で親しまれる、地方鉄道事業者であり、瓦町ビル(瓦町FLAG)を中核とする地域開発を担い、次期中期経営計画において、高松市の都市計画に基づき、市の人口増加エリアにおいて2つの新駅を設置し、路線の複線化を進めるとともに、バス等との連携による新たな周辺公共交通網の再構築による公共交通の利便性向上および利用者数の増加を目指しております。

本件は、高松琴平電気鉄道の財務基盤強化に向け、百十四銀行とシンジケート・ローンによるリファイナンスを実施するとともに、上記成長投資を資本性劣後ローン(メザニンファイナンス)により支援するものであり、高松琴平電気鉄道の成長のみならず、地域交通の持続可能性向上に資することから、当行は「特定投資業務」を活用したリスクマネーの供給を行うこととしました。