相鉄ホールディングス(株)に対し、JR線との相互直通運転に向けた設備資金を対象として融資を実施

相鉄グループ(持株会社本社:神奈川県横浜市)は、横浜~海老名間と二俣川~湘南台間の合計35.9kmを結ぶ鉄道事業を中心に、主に横浜市内と神奈川県央部を運行するバス事業や宿泊特化型ホテル「相鉄フレッサイン」を全国展開するホテル事業、スーパーマーケット「そうてつローゼン」を展開する流通事業などを通じて、沿線居住者の快適な暮らしをサポートしています。

2019年11月、同グループの相模鉄道(株)は相鉄本線西谷駅~JR東海道貨物線横浜羽沢駅付近に新設された約2.7kmの連絡線を使用して、相鉄線とJR線との相互直通運転を開始しました。その結果、相鉄線沿線と東京都心部が直結し、所要時間の短縮や乗換回数の減少など、都心部とのアクセスが格段に向上しました。

DBJは、本相互直通プロジェクトにより鉄道の利便性向上が図られることに加え、新たな路線の開業により広域鉄道ネットワークが形成され、地域間の連携および沿線地域の活性化に資するものと考え、直通運転用に開発された「12000系」車両の導入や駅務機器システムの改修などで資金面におけるサポートを実施しております。