デジタル大阪1特定目的会社(大規模データセンター保有SPC)へのノンリコースローンを提供

現在、クラウドサービスの普及やAI、IoT、VR等の発展に伴い急激に増加するデータの処理・蓄積の基盤となる施設としてのデータセンター(以下「DC」)の需要の拡大と大規模・大容量化が進んでいます。一方、このような大量のデータ処理・蓄積に対応できるだけのハイパースケールDC(大規模・大容量DC)の国内における供給はまだ限られている状況にあります。

この状況を受けて、三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区)と世界最大のDC事業者の一つであるDigital Realty Trust, Inc.(本社:米国)は、2017年に合弁会社(MCデジタル・リアルティ株式会社)を設立し、国内におけるハイパースケールDCの供給拡大に向けた取り組みを開始しました。

DBJは、これまで培った不動産ファイナンスのノウハウや通信インフラに関する知見を活用してDC向けファイナンスの枠組みを構築することで同社が運営する初のDC保有SPCであるデジタル大阪1特定目的会社に対するノンリコースローンを提供し、本取り組みの開始を支援しました。

DBJは、今後も需要の拡大が見込まれるDCに対して、培った知見やファイナンス力を発揮することで国内のDC整備の促進を支援してまいります。