【海外展開】四国電力(株)による米国South Field Energyの持分取得に関するアドバイザリーサービス
- エネルギー分野
- コンサルティング/アドバイザリー
- 四国
- 南北アメリカ
四国電力株式会社(本社:香川県高松市)が米国Advanced Power社の開発する天然ガス火力発電事業会社であるSouth Field Energy社(以下「SFE社」)の持分をAdvanced Power社から一部取得し、SFE社に出資参画するに際し、DBJは四国電力に対してアドバイザリーサービスを提供しました。
四国電力による海外発電事業への参画は、カタール、オマーン、チリ等に次いで5例目となり、北米では初の案件となりました。四国電力は、SFE社の持分取得により、米国オハイオ州において高効率ガスタービンを採用したコンバインドサイクル発電方式の発電所(出力118.2万kW)新設に参画、米国における卸売電力市場の一つであるPJM(米国最大の卸電力市場)を通して米国北東部に電力を供給する予定です(なお、運転開始は2021年を予定)。
四国電力は海外事業を「次なる成長エンジン」の柱の一つと位置付け、今後も国内電気事業や海外IPP・コンサルティング事業で培ってきた運転・保守などの技術・ノウハウを活用するとともに、本件を足掛かりとして地域や発電方式の対象を拡げることにより、引き続き海外IPP事業を推進していく方針です。
DBJは、四国電力のアドバイザーとして、デューデリジェンスの実施支援、売り手との間の条件交渉・契約締結に関する支援など、本案件の全工程の取り纏めを行い、四国電力による本件検討をサポートしました。
スキーム図

キーワードから探す