(株)三菱ケミカルホールディングスに対し、DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンの実施

株式会社三菱ケミカルホールディングス(本社:東京都千代田区、以下「当社」という。)は、国内最大手の総合化学会社である三菱ケミカル株式会社などを傘下に有する持株会社です。DBJは当社に対し、DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンを実行いたしました。

当社は、人、社会、そして地球の心地よさがずっと続いていくことを表す、グループオリジナルのコンセプトである「KAITEKI」の実現を目指した経営を行っております。

当社中長期経営基本戦略「KAITEKI Vision 30」では、社会課題解決型の事業群へとポートフォリオ改革を進めていくことを打ち出しており、2050年のめざすべき社会の実現に向けて取り組むべき社会課題と、それらの解決に貢献することで成長が期待される事業群として6つの事業領域を特定しています。事業群の1つである「炭素循環」事業領域においては、具体的なソリューションとして①バイオプラスチック、②ケミカル・マテリアルリサイクル、③CO2回収・利活用の3つの取組を推進していくこととしております。

DBJは、本ローンを通じて、「炭素循環」事業領域におけるケミカルリサイクルに関するプロジェクト推進の定量目標をSPTsとして設定した、当社のプラスチック資源循環の促進に寄与する取り組みを支援してまいります。