北米環境配慮型農業ファンドに対し、アジアで最初の投資家として出資

DBJは、202010月にEquilibrium Capital Management, IncEquilibrium、本社:米国オレゴン州)の運営する北米の環境配慮型グリーンハウスを投資対象とする2号ファンド(Controlled Environment Foods Fund II, LLC)へアジアで最初の投資家として出資を行いました。

食農産業は人が生きていく上で不可欠な分野です。
世界的な食糧需要増加、気候変動に伴う資源の制約等が社会問題ともなる中で、欧米中心に環境制御、養液栽培技術を駆使する施設内での環境配慮型農業の普及が進んでいます。環境配慮型農業は、建屋内での垂直栽培による高い生産効率、閉鎖環境内での水資源の循環再利用等が可能である他、立地特性に栽培環境が左右されないことから、本邦を含むアジアや世界各国での展開も期待されております。

当ファンドへの出資を通じ、DBJは食農分野におけるグローバルな動向を把握するとともに、海外でのベストプラクティスから先進的なノウハウを獲得し、国内の食農産業の成長に寄与することを目指します。Equilibriumとの協業も模索するとともに、今後とも食農ファンドへの投資も引き続き検討して参ります。