株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、海上土木・建築工事を主業とする会社更生手続中のりんかい日産建設株式会社(更生管財人:内田実弁護士、以下「当社」という。)に対し、事業資金を資金使途として65億円の融資枠の設定を行いました。
当社は、海上土木建設においては「老舗マリコン」として知名度が高く、高い技術力を有しているものの、本業ではない不動産開発事業に係る投資が行き詰まり、2008年8月29日に会社更生手続の申立を行いました。今般、その後の会社更生手続開始決定(9月22日)を経て、現在スポンサー選定作業を進めている当社から、DBJに、融資枠設定の要請があったものです。これを受けて当行は、社会的に有用な事業の存続および雇用の維持という観点も踏まえ、当社に対し融資枠を設定することとしました。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さま信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、事業再生を目指すお客さまの取り組みを積極的に支援しております。
【お問い合わせ先】
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会社更生手続中のりんかい日産建設(株)に大型DIPファイナンス実施~事業資金向けに65億円の融資枠~
2009/01/27
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