三菱樹脂(株)に対し、『高流動性シンジケートローン』を組成~三菱東京UFJ銀行との連携強化による優良企業向け金融市場の再活性化~

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という)ならびに、株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取:永易克典)は、2009年6月2日、三菱樹脂株式会社(取締役社長:吉田宏)に対し、総額200億円の『高流動性シンジケートローン』を組成しました。

 『高流動性シンジケートローン』は、特に優良な企業を対象に、契約条件の標準化や組成後の債権売買価格気配値の開示を行うことによりシンジケートローンの流動性をより一層高めたものです。ローンのセカンダリーマーケットにおける債権売買の活性化や、爾後のシンジケートローン組成における適正な価格形成に寄与するものであり、もって金融資本市場の取引活性化につながります。なお、当該取組は、DBJ独自の初めての取組となります。

 三菱樹脂は、三菱ケミカルホールディングスグループにおける中核企業として、「三菱樹脂グループは、恒により高い価値を創造し、より豊かな社会づくりに貢献する」を企業理念に、高い技術開発力を背景に、樹脂加工品を中心とする生活・産業資材の供給を行っています。この度、シンジケートローン方式による資金調達に際し、DBJおよび三菱東京UFJ銀行をアレンジャーに指名、高流動性シンジケートローンの組成を行うことで、市場調達を意識しつつ多様な資金調達を行っていくものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後もさまざまな課題解決に取り組むお客さまを積極的に支援して参ります。

【お問い合わせ先】

シンジケーショングループ  03-3244-0016
DBJ News一覧へ戻る