株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)、株式会社みずほコーポレート銀行(頭取:佐藤康博)及び中央三井信託銀行株式会社(社長:奧野順)は、東武鉄道株式会社(社長:根津嘉澄、以下「当社」という。)による、東京スカイツリー及び周辺開発プロジェクトに対し、3行協働にて、総額850億円のシンジケート・ローンを組成いたしました。
当社は、伊勢崎線及び東上線の2本の幹線を有する大手民鉄事業者であり、本業である鉄道事業に加え、沿線エリアにて不動産賃貸業、不動産販売業等を手掛けるほか、関係会社を通じ、バス事業や流通事業等も展開しています。
本件は、当社が、伊勢崎線業平橋駅前操車場跡地の開発事業として、墨田区からの要請も受け、電波塔としては世界一の高さとなる東京スカイツリーを建設するとともに、業平橋駅と押上駅をつなぐ広大な敷地において、当該タワーを中心とする新たな街づくりを推進することを企図するものです。
地上デジタル放送を担う公共性の高い東京スカイツリーの建設を中心に、国際観光都市である浅草に近接する当該地区が、「タワーのある街」として、新たな下町の魅力を発信する拠点となり、同地域の更なる地域活性化に繋がることが期待されています。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後もさまざまな課題解決に取り組むお客さまを積極的に支援してまいります。
【お問い合わせ先】
都市開発部 電話番号 03-3244-1710
東武鉄道(株)に対し、シンジケート・ローンを実施~東京スカイツリー及び周辺開発プロジェクト資金に対し、ファイナンスを提供~
2010/02/03
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