グローブライド（株）に対し、DBJ環境格付融資を実施～総合スポーツ用品メーカーでは初の実施～

　株式会社日本政策投資銀行（社長：室伏稔、以下「DBJ」という。）は、グローブライド株式会社（本社：東京都東久留米市、代表取締役社長：小島忠雄、以下「グローブライド」という。）に対し、環境格付融資を実施しました。

　「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム（格付システム）により企業の環境経営度を評点化し、得点に応じて融資条件を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

　グローブライドは釣具を始め、ゴルフクラブ、テニスラケット等を製造販売する総合スポーツ用品メーカーで、世界的にもトップクラスのメーカーです。
　「BE EARTH-FRIENDLY」をスローガンとして、自然環境に配慮した取り組みを重要な活動と位置づけ、環境負荷の低い商品の開発や包装材などの簡素化等に取り組んでいます。

　今回の評価では、（１）独自のゼロコーティング技術を用いた環境配慮製品の開発や生産拡大を行っている点、（２）自社だけでなく調達先についても環境ラベル認定基準を導入している点、（３）当社主体の釣場清掃活動（「シンククリーン活動※」）が、ユーザーや取引先を巻き込む大規模なキャンペーンに発展している点、を高く評価しました。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。


※シンククリーン活動：2004年から活動を行っており、参加者は既に累計32，000名に及んでいる。釣用品工業会の環境対応方針を率先して実践するものであると同時に、生物多様性の分野で拡大生産者責任を果たす一つのモデルともいえる。



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