株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、中国国家開発銀行株式有限公司(董事長:陳元、以下「中国開銀」という。)との間で、日中両国における相互業務協力に関する覚書を締結いたしました。
中国開銀は、1994年に中華人民共和国のインフラや基礎産業等の国家プロジェクトへの資金供給を目的として設立された総合政策金融機関です。DBJは、中国開銀との間で、その設立当初から、研修を通じた技術協力など開発金融に関する情報面での交流を続け、2001年にこの関係を覚書として具体化しました。一方その後、各政府により、DBJについては民営化、中国開銀については商業化の方針がそれぞれ示され、両行を取り巻く事業環境は変化しております。
このたび、両行は、このような環境の変化を受け、これまでの開発金融情報の交換に加え、より実務的な協力も約した覚書への更新を行いました。この覚書は、両行の日中両国におけるお客様ニーズへの対応力を向上させることを企図したものです。具体的には、我が国が世界的に競争力を有する省エネルギー・環境対策など、日中両国を中心とした投融資における協調や情報交流を推進することとしております。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、中国を含む海外事業展開に向けたお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。
【お問い合わせ先】
国際統括部 電話番号 03-3244-1770
中国国家開発銀行株式有限公司と相互業務協力関係を強化へ-お客様の中国業務支援に向けた覚書を締結-
2010/09/15
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