株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、100%子会社であるDBJキャピタル株式会社(社長:小笠原朗、以下「DBJキャピタル」という。)と共同し、国内外の未上場成長企業への投資を目的とした新ファンドを設立しました。
株式市況の悪化を背景として、ベンチャーキャピタル等の市場参加者の活動は停滞し、リスクマネーの供給が減少しています。こうした状況の下で、本ファンドはファンド全体のリスク分散を念頭に置きつつ、業種・ステージを限定せずに、分散型投資とバリューアップチームによるハンズオン投資を織り交ぜることにより、投資先企業の価値向上、日本の新産業創出に寄与してまいります。
【ファンド概要】
■ファンド名 :DBJキャピタル2号投資事業有限責任組合
■無限責任組合員 :DBJキャピタル
■有限責任組合員 :DBJ
■出資金総額 :40億円程度(設立時見込)
■投資対象 :国内外の未上場成長企業
■ファンド期間 :10年間
■運用開始 :平成22年10月
DBJキャピタルは、DBJの100%子会社の新規事業投資株式会社(以下「NBI」という。)と知財開発投資株式会社(以下「IPDI」という。)が統合して発足した、DBJグループにおける未上場成長企業向けの投資会社です。
これまで、NBIはリスクを限定しながらの分散型投資を、IPDIはリスクをコントロールしながらのリード型投資を行うことで、未上場の成長企業をサポートしてまいりました。今後DBJキャピタルは、両社のノウハウを統合・活用することで、グローバルな視野を持ち成長する企業、画期的な知財・技術により成長する企業、ユニークなビジネスモデルにより成長する企業等への投資業務を一層推進します。
【DBJキャピタル概要】
■会社名 :DBJキャピタル株式会社
■代表取締役 :小笠原 朗
■発足 :平成22年6月30日(法人設立:平成17年10月)
■出資者 :DBJ
■資本金 :99百万円
■所在 :東京都千代田区
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後のデフレ脱却と着実な経済成長に資する事業を支援してまいります。
【お問い合わせ先】
企業投資グループ 電話番号 03-3244-1140
成長企業向け投資ファンドの設立について
2010/10/04
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