日本精密測器株式会社への出資について

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下、「DBJ」という。)は、日本精密測器株式会社(本社:群馬県渋川市、代表取締役:君浦康友、以下「当社」という。)への出資を行いました。

 当社は、血圧計等医療用電子機器及び監視カメラ用レンズ絞りを製造しており、血圧計においては、自社ブランドに加え、欧州等世界にOEM供給を行っているとともに、監視カメラ用レンズ絞りでは世界トップの市場シェアを有しており、グローバルニッチトップ企業の1つであります。
当社は、今般、発電所用タービンブレード等の外販メーカーとして、独自の地位を有する日亜鍛工(株)(本社:群馬県富岡市)の全株式を取得しました。今後、23年度初頭を目途に、日精ものづくりホールディングス(仮称)(以下、「同社」という。)を設立し、当社及び日亜鍛工を同社の傘下とする予定です。これをベースとして、事業承継等に課題を抱える地域のものづくり企業との資本提携等を通じ、更なる業容発展を図っていく方針です。

 DBJは、当社のこうした事業展開は当社の経営基盤強化に資するものであるとともに、地域のものづくり企業の支援にも資するものと評価し、出資を行ったものであり、今後も同社グループの経営資源の補完等、中長期的な視点に立った成長支援を行ってまいります。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、多様な金融手法を活用することで、日本のものづくりを積極的に支援してまいります。


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企業投資グループ  電話番号 03-3244-1140
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