参天製薬(株)との業務・資本提携に関する契約締結及び自己株式処分(第三者割当)による同社株式の引受けについて

 株式会社日本政策投資銀行(社長:室伏稔、以下「DBJ」という。)は、参天製薬株式会社(社長:黒川明、以下「参天製薬」という。)との間で、平成23年2月8日付で「協業の取り決めに関する契約」の締結による業務・資本提携を行うとともに、参天製薬が保有する普通株式を第三者割当による自己株式処分により引き受けることを決定致しました。

 本件は、DBJが今年度より本格的に取り組みを開始した「企業の成長戦略支援のための付加価値創造型エクイティ投資※」として、参天製薬の海外市場への事業展開の実現を通じた企業価値向上を目的としたもので、DBJは成長資金を提供するとともに、海外戦略、提携・M&A戦略及び資本戦略等を中心にサポートを行い、参天製薬の成長に貢献すべく努力してまいります。

 参天製薬は、眼科とリウマチ領域に特化した独自性のある医薬品企業として、国内医療用眼科薬及び抗リウマチ薬市場においては、リーディングカンパニーとしての地位を確立しております。今後については、特に中国をはじめとするアジアや他の新興市場において一層の市場規模の拡大が予想されることから、参天製薬はこれら海外市場への事業展開を加速することで、さらなる成長が期待されます。

 DBJと参天製薬は、両社の信頼関係を強化し業務・資本提携を円滑に推進するために、DBJが平成23年3月31日までに参天製薬普通株式を4%程度取得する意向であり、参天製薬も合理的な範囲でこれに協力する意向であります。今般の自己株式処分による同社普通株式の引受けもその一環です。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、「企業の成長戦略支援のための付加価値創造型エクイティ投資」を通じて豊かな未来の実現に貢献してまいります。


※「企業の成長戦略支援のための付加価値創造型エクイティ投資」の取り組みについてはこちら。http://www.dbj.jp/pdf/service/invest/equity/vaags.pdf 

 ご注意:本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

【お問い合わせ先】
経営企画部 広報・CSR室  電話番号03-3244-1180
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