スペイン　アクシオナ・テルモソーラー社の太陽熱発電事業に対する融資契約を締結～三菱商事(株)のスペイン太陽熱発電事業参画を支援～

　株式会社日本政策投資銀行（社長：室伏稔、以下「ＤＢＪ」という。）は、三菱商事株式会社（社長：小林健、以下「三菱商事」という。）、株式会社三菱東京ＵＦＪ銀行（頭取：永易克典）、株式会社みずほコーポレート銀行（頭取：佐藤康博）とともに、平成23年2月24日、三菱商事が参画するスペインの太陽熱発電事業会社アクシオナ・テルモソーラー社（以下、「当社」という。）に対する融資契約を締結しました。

　当社は、世界最大級の総合新エネルギー事業会社であるアクシオナグループ傘下の太陽熱発電事業の持株会社です。当社は、ＥＵ諸国内でも非常に日射量が豊富な地域であるスペイン南部に立地する4件の太陽熱発電所を保有しており、 4件合計の発電容量は20万ｋＷにも及びます。4件の総事業費は約10億ユーロ、年間発電量は約4.5億ｋＷｈで、年間約43万トンのＣＯ２削減が見込まれます。

　ＤＢＪでは、これまで国内を中心に数多くの省エネルギー投資やエネルギー利用高度化プロジェクト等を通じ、地球温暖化防止プロジェクトの参画を実施しております。本件により、当社の事業に加えて、三菱商事によるグローバルな新エネルギー分野への取り組みを支援してまいります。

　なお、本件は独立行政法人日本貿易保険（以下、「ＮＥＸＩ」という。）の海外事業資金貸付保険付融資であり、ＮＥＸＩと協業した欧州におけるエネルギー事業への融資は、ＤＢＪとして初の案件となります。

　ＤＢＪは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客さまの信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、環境・エネルギー分野においてお客さまの取り組みを積極的に支援してまいります。


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