1.変更名称と新名称
「DBJ防災格付」融資 → 「DBJ BCM格付」融資
2.変更理由
(1)名称でより的確に格付評価内容を表現し、(2)BCM(事業継続管理: Business Continuity Management)のコンセプトを広く周知することで、防災格付の理念である「防災格付を通じてレジリエントな日本社会をデザインします」(注3)を実現するため。
以上
<参考>「DBJ BCM格付」ロゴマーク

DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、有事における事業継続の推進に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。
(注1)防災格付アドバイザー委員会について
【アドバイザー委員会の目的】
本委員会は、防災格付融資の理念を実現するため、社外の各分野で高い見識を持ち活躍されている有識者の方々から、DBJを取り巻く事業環境や社会貢献等について、様々な視点からアドバイス・ご提言をいただくことを目的としています。いただいたご意見をもとに、DBJの使命をより明確・具体的にし、「DBJ防災格付」融資の実務に繋げております。
【アドバイザー委員会の概要】
・本委員会は、社外委員と社内委員によって構成されます。
・社外委員は、以下の6氏です(50 音順、平成24年3月30日現在)。
Risk Response Network, World Economic Forum(世界経済フォーラム) | |
同生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター長 同情報学環 教授 | |
ISO/TC223(社会セキュリティ)WG1国際議長 |
【平成23年度議題】(一部抜粋、平成24年3月30日開催)
・「DBJ防災格付」について(平成23年度実績、改訂版シート等を報告)
・東日本大震災等を踏まえた内閣府中央防災会議における最新の防災/減災政策の検討状況について
・社会や企業の危機管理に係る国内外の最新動向について
・企業と地域社会、非営利団体との防災・減災面での具体的な協働策について
(注2)「DBJ防災格付」融資について
平成18年から開始した「DBJ防災格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより防災及び事業継続対策への取り組みの優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「防災格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資制度です。同制度は、東日本大震災等における企業危機管理の教訓を踏まえ、平成23年8月に評価内容を大幅に見直し、危機事案発生後の戦略・体制等を含めた企業の事業継続活動を総合的に評価する内容となっております。累計実績は、54件447億円(平成24年3月30日時点)です。
(注3)防災格付の理念について
防災格付の理念にある、「レジリエント」とは、一般に回復力・復元力と解釈されるが、ここでは、自然災害をはじめとするあらゆる災害への社会・組織の対応力・回復力及び、災害を契機により強靱な体質へと進化する力も含めた概念群を総合する言葉として用いています。
【お問い合わせ先】
環境・CSR部 電話番号03-3244-1170