東芝メモリホールディングス(株)に対し、優先株式出資を決定-我が国半導体産業の競争力強化-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、東芝メモリ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:成毛康雄、以下「当社」という。)の持株会社である東芝メモリホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:成毛康雄)に対し、優先株式による出資を決定しました。

 当社は、IoT、AIなど新たなデジタル技術の発展や5G等の通信技術の進展により、今後も市場拡大が見込まれるNAND型フラッシュメモリの生産・販売において世界シェア2位を誇る我が国半導体産業を代表する企業です。

 本件は、優先株式による出資を通じて、当社の財務基盤を改善し、世界トップクラスの技術力を維持・強化すべく行う当社の設備投資を促進するものであり、当社の企業価値向上に資する取り組みです。

 本件は、半導体産業を中心に我が国産業の競争力強化に資するものであり、また、設備投資や雇用創出等の経済効果を通じた地域経済の自立的発展にも貢献することから、「特定投資業務」を活用します。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
     企業金融第2部 電話番号 03-3244-1660

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