インキュベイトファンド5号投資事業有限責任組合への出資契約を締結

　株式会社日本政策投資銀行（以下「DBJ」という。）は、インキュベイトファンド5号有限責任事業組合（本社：東京都港区、業務執行組合員：赤浦徹、本間真彦、和田圭祐、村田祐介、インキュベイトファンド株式会社）が運営するインキュベイトファンド5号投資事業有限責任組合（以下「当ファンド」という。）に対する出資契約を締結しました。
　
　インキュベイトファンド（以下「当社」という。）は、創業期のネットビジネスに競争力を有し、シードスタートアップへの投資において国内最大規模の実績を有する独立系ベンチャーキャピタルであり、投資先事業をコンセプトレベルから立案し、創業チームもゼロから構築するビジネス・インキュベーションを特徴としています。

　当ファンドは当社が設立した第5号ファンドであり、既存産業変革及び新規産業創出をテーマとして、従来の業界構造や消費者の生活習慣を一新するスタートアップへの集中投資を掲げています。

　当行は、本件を、我が国ベンチャーエコシステムの発展に資するものと評価し、「特定投資業務」の一環である「DBJイノベーションエコシステム活性化ファンド」による資金支援を行うこととしました。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します～」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

（注１）「特定投資業務」は、民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資（産投出資）を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。

（注２）「DBJイノベーションエコシステム活性化ファンド」は、「特定投資業務」について、Society5.0の世界に先駆けた実現、イノベーションエコシステムの構築に向けた取り組みを推進するため設置した資金枠です。