「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 北海道観光に関する
訪日外国人旅行者の意向調査(2020年度
新型コロナウイルス影響度 特別調査)」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび「DBJ・JTBFアジア・欧米豪 北海道観光に関する訪日外国人旅行者の意向調査(2020年度新型コロナウイルス影響度特別調査)」と題した調査レポートを発行しました。

 DBJでは、2012年より継続的にアジア・欧米豪12地域(欧米豪は2016年より調査対象に追加)の旅行嗜好や訪日経験の有無によるニーズ変化の把握を目的に、海外旅行経験者を対象としたインターネットによるアンケート調査を実施し、2015年からはJTBFと共同で実施しております。今般、世界的に感染拡大が見られる新型コロナウイルス感染症(以下「新型コロナ」という。)が外国人旅行者の海外旅行および訪日旅行の意向に与えた影響を調査すべく、アジア・欧米豪12地域の海外旅行経験者6,266人を対象とした緊急アンケート調査を実施しました。

 当レポートは、この調査結果の中で、北海道訪問経験者や北海道訪問希望者についての回答結果をまとめたものです。調査結果から得られた主なポイントとして、以下の3点が挙げられます。

(1) 新型コロナ終息後における海外旅行の意向は大変強く、予算を増加し滞在日数を長期化させる傾向があり、北海道においても同様の傾向がみられる。
(2) 北海道は東京に次ぐ人気があるものの、特にアジアにおいて、北海道訪問希望者は他地域に増してウイルス対策に慎重な傾向がある。旅行に際してはウイルス対策に加え、自然体験アクティビティへの期待が高い。
(3) これらの結果を踏まえ、北海道への高い旅行意向を実際の訪問につなげるためには、ウイルス対策の徹底および取り組みに関する多言語での情報発信が他地域に増して重要となる。その上で、北海道に優位性のある自然体験コンテンツの魅力向上とともに、アイヌ文化等の文化体験の認知度向上や二次交通の改善といった課題について、今の段階から準備を進めることが必要である。

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「調査研究レポート」に掲載していますので、ご参照ください。

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【お問い合わせ先】
   北海道支店 企画調査課 電話番号 011-241-4117
                    

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