Genesia Venture Fund 2号投資事業有限責任組合への出資契約を締結

　株式会社日本政策投資銀行（以下「DBJ」という。）は、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ（本社：東京都港区、代表取締役：田島聡一、以下「当社」という。）が運営するGenesia Venture Fund 2号投資事業有限責任組合（以下「当ファンド」という。）に対する出資契約を締結しました。
　
　当社は、日本および東南アジアにおいて革新的なデジタルビジネスを手掛けるシード・アーリーステージのスタートアップへの投資に特化した独立系ベンチャーキャピタルであり、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンのもと、新たな産業を創出するプラットフォームを目指しています。
　当ファンドは、当社が設立した第2号ファンドであり、アジア全体でのイノベーションを俯瞰しつつ、様々な産業のデジタル・トランスフォーメーションを推進するスタートアップへの投資と経営支援への注力を掲げています。

　当行は、本件を、我が国ベンチャーエコシステムの発展に資するものと評価し、「特定投資業務」の一類型として設置した「DBJイノベーションエコシステム活性化ファンド」による資金支援を行うこととしました。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します～」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

（注１）「特定投資業務」は、民間による成長資金の供給の促進ならびに地域経済の活性化および我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資（産投出資）を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。

（注２）「DBJイノベーションエコシステム活性化ファンド」は、「特定投資業務」について、Society5.0の世界に先駆けた実現、イノベーションエコシステムの構築に向けた取り組みを推進するために設置した資金枠です。