アドバンテッジアドバイザーズ成長支援投資事業有限責任組合を通じた株式会社物語コーポレーションへの投資について

　株式会社日本政策投資銀行（以下「DBJ」という。）が出資を行い、アドバンテッジパートナーズグループ（以下「APグループ」という。）のアドバンテッジアドバイザーズ株式会社がサービスを提供するファンド「アドバンテッジアドバイザーズ成長支援投資事業有限責任組合」（以下「本ファンド」という。）は、株式会社物語コーポレーション（本社：愛知県豊橋市、代表取締役社長：加藤央之、以下「当社」という。）の転換社債型新株予約権付社債を引き受けることを決定いたしました。

　本ファンドは、上場企業が発行する転換社債や優先株式を投資対象とし、投資後は投資先企業の成長支援を図ることを目的としております。当行は2019年12月に支援決定し、本ファンドからの投資案件について、「特定投資業務」（注）の要件に合致するものについて同業務を活用することとしています。

　当社は、『焼肉きんぐ』、『丸源ラーメン』、『寿司・しゃぶしゃぶ　ゆず庵』等の国内外15ブランドで、直営およびフランチャイズにより全国で外食サービスを展開する事業者です。今後更に独自のビジネスモデルを追求し、「アジアにおける業態開発型リーディングカンパニー」となることを目指す中で、更なる新規出店の拡大、海外事業の強化、M&Aを通じた新業態の開発ならびにデジタルトランスフォーメーションの強化・加速化の推進を掲げています。

　本件は、成長資金の供給を通じた資金面での支援に加え、APグループによる成長支援を提供することで、当社の一層の事業拡大および収益力強化を図るものであり、当行は「特定投資業務」を活用して支援を行うこととしました。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します～」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

（注）「特定投資業務」とは、民間による成長資金の供給の促進ならびに地域経済の活性化および我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資（産投出資）を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。