(合)JRWESTファンド第1号への出資について
ー「特定投資業務」を通じた地域活性化支援ー

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:長谷川一明)およびJR西日本不動産開発株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:國廣敏彦)を中心として、JR西日本グループ(以下「当グループ」という。)の主導により設立された(合)JRWESTファンド第1号(以下「当ファンド」という。)に対して出資を実行いたしました。

 当グループは、近畿地方・中国地方・北陸3県の鉄道事業を基軸に、不動産業・流通業等さまざまな事業において社会インフラを担う企業グループです。当グループは、「JR西日本グループ中期経営計画2022」見直しにおいて経営戦略の軸の一つとして掲げる、「地域共生の深耕と新たな価値観への挑戦」の実現に向け、グループ初の不動産ファンドである、当ファンドを立ち上げました。今後は、これまで培ってきた沿線開発のノウハウに、不動産証券化の知見を融合させることで、沿線地域のさらなる価値向上を推進していく予定です。
 
 DBJは、本件が、当グループの不動産ビジネス拡大および沿線価値向上による競争力強化に繋がることに加え、沿線開発推進に伴う地域の魅力向上や、沿線地域における不動産証券化マーケットの創出に伴う地域への資金供給の促進により、地域経済の活性化に資するものであると評価し、「特定投資業務(注)」を活用したサポートを行うこととしました。 

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(注)民間による成長資金の供給の促進ならびに地域経済の活性化および我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。



【お問い合わせ先】
   関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455

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