株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が認定する「地方創生に資する金融機関等の『特徴的な取組事例』」に採択され、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)より5 年連続5 回目の表彰を受けました。
本事例は、まち・ひと・しごと創生本部事務局が金融機関等の地方創生に向けた取り組みのうち、地域への効果の高い自立的な取り組みとして39件の事例を採択したもので、うちDBJ では、以下の1 件が受賞対象となりました。
「地域課題解決型の官民連携プラットフォーム『とやまシティラボ』構築に協力」 |
DBJ は、富山市における「地域課題解決型プラットフォーム『とやまシティラボ』(注)」の構築に協力するとともに、事業開始後の組織運営に参画し、地域課題の分析やイノベーション研修会の実施など地域におけるオープンイノベーション推進に資する支援を行いました。
富山市は、コンパクトシティの取り組みにおいて先進的な自治体ですが、地方自治体の経営面の観点では、公共領域を担える民間プレーヤーの不足や高度情報化による社会構造の変化への対応などの課題も有しております。DBJは、このような地域課題の解決に向けたナレッジ面でのサポートも実施しております。
本件内容については、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部の「令和2年度地方創生への取組状況に係るモニタリング調査結果~地方創生に資する金融機関等の『特徴的な取組事例』~」(2021 年3 月30 日)」もご参照下さい。
【https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/pdf/2103_research_kinyu1.pdf】
DBJ は、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域経済の活性化をはじめとする地方創生に資する取り組みを積極的にサポートしてまいります。
(注)「とやまシティラボ」は、富山市内全域を「ラボ(実験室)」に見立てた地域課題解決型の官民連携プラットフォームです。拠点施設となる「Sketch Lab(スケッチラボ)」を富山駅前の市有施設内に設置し、若者・よそ者(関係人口)を始め、多様な担い手によるオープンイノベーションを促進することで、With/Afterコロナ時代における地域課題解決や新ビジネスの創出など、新たな価値を生み出す「未来共創」を推進しています。
【お問い合わせ先】
地域企画部 電話番号 03-3244-1100