「海外富裕層の訪日旅行市場とwith/afterコロナの四国における可能性
~知的好奇心と消費ポテンシャルの高い本物志向のインバウンド誘致に向けて~」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、「海外富裕層の訪日旅行市場とwith/afterコロナの四国における可能性~知的好奇心と消費ポテンシャルの高い本物志向のインバウンド誘致に向けて~」と題した調査レポートを発行しました。

 DBJ四国支店は、新型コロナを機とした来訪者数(量)の追求から消費額(質)の重視への転換というテーマのもと、1人あたりの消費額単価が高い富裕層と呼ばれる旅行者や、日本に来た際の滞在日数が長い欧米豪からの誘客がwith/afterコロナにおいては必要になると考え、欧米豪を中心とした富裕層インバウンドに関する調査を実施しました。

 当レポートは、海外富裕層旅行市場の概要や、富裕層旅行という観点で見た四国が持つポテンシャル等を整理することに加え、欧米豪の富裕層向け四国観光に関するオンラインアンケート調査を実施し、with/afterコロナにおける持続可能な四国観光の可能性について考察しています。

 その中で、with/afterコロナの四国がターゲットとしていくべき「富裕層」を構成する主な要素として、①知的好奇心が旺盛である、②消費ポテンシャルが高い、③本物志向である、の3点を挙げています。

 2025年に開催される大阪・関西万博と次々回の瀬戸内国際芸術祭が重なるタイミングが、四国にとって新型コロナ終息後の最初にして最大のチャンスであると考え、衛生面で安心・安全な環境を整備することはもちろん、より高い地域経済効果が期待され、かつ四国が持つ本来の価値を理解してくれる富裕層をターゲットとした戦略的なマーケティングやプロモーションにより、持続可能な観光が実現することが期待されます。

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「調査研究レポート」に掲載していますのでご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】
     四国支店 企画調査課 電話番号 087-861-6676

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