ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ
第参号投資事業有限責任組合への出資決定について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:廣本裕一、以下「JIS」という。)が運営するファンド「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ第参号投資事業有限責任組合(以下「当ファンド」という。)」に対して、出資を行うことを決定し、組合契約を締結しました。

 JISは、DBJ、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行及び株式会社三菱UFJ銀行がそれぞれ14.9%出資することにより、設立された投資事業会社です。JISは、産業再生・産業再編を視野に入れた事業の再生・再編をサポートし、企業価値やグローバルな競争力向上に繋がる具体的なソリューションを提供することにより、日本経済再生に貢献していくという企業理念のもと、2010年11月に1号ファンドを、2016年10月に2号ファンドをそれぞれ組成・運営してきました。

 このたび、2号ファンドの投資が進捗したことから、更なる事業の再構築や事業再編等において発生する資金ニーズや資本増強ニーズに応えるため、1号、2号ファンドに引き続き、DBJ、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行及び株式会社三菱UFJ銀行の4社の出資により当ファンドを組成いたしました。

 当ファンドにおいて要件に合致する投資案件については、企業の競争力強化に資する成長資金の供給を集中的に実施する取り組みとしてDBJが2015年6月に開始した「特定投資業務(注)」を活用する予定です。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(注)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。


【お問い合わせ先】
  企業投資第1部 電話番号 03-3244-1629

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