株式会社日本政策投資銀行（以下「DBJ」という。）は、マルハニチロ株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役社長：池見賢、以下「当社」という。）に対し、3年連続となる「DBJ健康経営（ヘルスマネジメント）格付」（以下「DBJ健康格付」という。）に基づく融資を実施しました。
「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。
当社は、水産商事・漁業養殖事業に加え、冷凍食品・加工食品事業等をグローバルに展開する総合食品企業です。｢企業は何よりも人にある｣という社訓に基づき、｢健康経営｣を実践するための諸活動を会社、健康保険組合（以下「健保」という。）、従業員が一体となり推進しています。
今回の格付では、以下の点を高く評価しました。
| （1） | 長期ビジョンに掲げる持続可能な企業価値の向上に向け、従業員が心身ともに健康で個性や能力を最大限発揮できるよう、「健康経営の推進」をサステナビリティ中期経営計画の重点課題に位置付け、トップマネジメントによるリーダーシップのもと高度な健康経営を実践している点 |
| （2） | 全社横断的な体制のもと健保とも連携しながら、健康データの分析により把握した課題に対し、健康診断事後措置の強化や重症化予防等のハイリスクアプローチと、健康推進アプリケーションソフトの活用や「DHA チャレンジ」等ポピュレーションアプローチの双方から、きめ細やかな施策を展開している点 |
| （3） | 「トップコメントリレー（注1）」をはじめとした経営層からの情報発信や、「ともにん（注2）」プロジェクトの実施、「ブカシル（注3）」の全社導入等、モチベーションサーベイを活用しながら双方向コミュニケーションの活性化と組織力の強化に努め、誰もが自らの強みを存分に発揮できる職場風土を醸成すべくダイバーシティ&インクルージョン（以下「D&I」という。）を推進している点 |
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します～」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。
| （注1） | 各役員からD&Iについてのコメントをリレー形式で社内に公開する取り組み |
| （注2） | 経営層と従業員の相互理解を深めるための交流会 |
| （注3） | 上司と部下による1対1の定期的な面談 |
お問合せ先
日本政策投資銀行 企業金融第３部
電話番号 ０３－３２４４－１９９０