ヤンマーホールディングス(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を決定
-DBJ環境格付開始当初から17年連続で最高ランクを取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、ヤンマーホールディングス株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:山岡健人、以下「ヤンマー」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を決定しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニューです。

 ヤンマーは、創業から100年以上にわたり培ってきた高度な環境技術力を背景に、ディーゼルエンジンを核に産業用機械を提供するリーディングカンパニーです。資源循環型社会の実現に向けて、「A SUSTAINABLE FUTURE -テクノロジーで、新しい豊かさへ。-」との理念を掲げ、次の100年を見据えた技術開発を推進しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 「ヤンマーグループ地球環境委員会」を中心とする環境マネジメント推進体制について、新たに製造子会社だけでなく全てのグループ企業を取り込む形で再編し、経営戦略立案を担う「グループ戦略会議」との連携も強化することで、グループ全体での環境経営を深化させている点
(2) 優れた環境性能を有する製品を「環境指向性商品」に認定して開発促進や売上拡大を図るだけでなく、「SMARTASSIST」や「RESS」をはじめとする遠隔監視ソリューション等も提供することで、顧客の環境負荷低減に注力している点
(3) 事業活動の長期的な持続可能性を高めるため、「A SUSTAINABLE FUTURE」をブランドステートメントとして掲げ、自社が本業を通じて実現すべき4つの未来像を設定するとともに、カーボンニュートラルの実現に向けた新たな環境戦略の策定を進めている点

 その結果、ヤンマーは「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を17年連続で取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。



【お問い合わせ先】
   関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455

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