アドバンテッジアドバイザーズ成長支援投資事業有限責任組合を通じた(株)コシダカホールディングスへの投資について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)が出資を行い、アドバンテッジパートナーズグループ(以下「APグループ」という。)のアドバンテッジアドバイザーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:笹沼泰助)がサービスを提供するファンド「アドバンテッジアドバイザーズ成長支援投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)は、IXGS Investment VI, L. P.(以下「割当先ファンド」という。)が株式会社コシダカホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:腰髙博、以下「当社」という。)の新株予約権及び転換社債型新株予約権付社債を引き受けることに伴い、割当先ファンドに出資することを通じて、当社に投資を実行いたしました。

 当ファンドは、上場企業が発行する転換社債や優先株式を投資対象とし、投資後は投資先企業の成長支援を図ることを目的としております。DBJは2019年12月に支援決定し、当ファンドからの投資案件について、「特定投資業務(注1)」の要件に合致するものについて同業務を活用することとしています。

 当社は、「カラオケまねきねこ」及びひとりカラオケ専門店「ワンカラ」のブランドにて展開されるカラオケ事業並びに「まねきの湯」のブランドで展開される温浴事業等を手掛けるエンターテイメントサービス事業者です。当社は、今後も独自のビジネスモデルを追求し、中期経営ビジョン「エンタメをインフラに」の実現を目指す中で、さらなる店舗網の拡充とカラオケルーム数の拡大、デジタル技術を活用した新業態・新サービスの開発並びに人財の採用・育成を成長戦略として掲げています。

 本件は、成長資金の供給を通じた資金面での支援に加え、APグループによる当社の永続的成長を維持しうる組織体制づくり、DXソリューションを活用しリアル・デジタルを融合させた、既存のカラオケにとらわれない新たな顧客体験の創出、エンタメの健康増進(ウェルネス)を両立させた、「ウェルテインメント(注2)」追求型の新業態開発等の成長支援を提供することで、当社の一層の事業拡大及び収益力強化を図るものであり、当行は「特定投資業務」を活用して支援を行うこととしました。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。

(注2)ウェルテインメントとは「ウェルネス」と「エンターテイメント」を掛け合わせた造語で、楽しみながら(エンターテイメント)、健康(ウェルネス)を増進することを指します。



【お問い合わせ先】
企業投資第2部 電話番号 03-3244-1140

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